家賃の負担を減らしたい人におススメ!寮費無料のお仕事について
2022年1月13日
仕事探しをする場合、実家から離れているところに就職すると一人暮らしの生活費が大きな負担となります。
社員寮があると生活費の負担が大幅に軽減
一人暮らしをする場合、地域や間取りにもよりますが、家賃が大体5~6万円以上かかるケースがほとんどです。これに加えて食費や水光熱費、通信費、雑費、保険料など様々な費用が発生しますので、就職したばかりの社会人は自由になるお金がほとんどなくなることも珍しくありません。
食費や通信費などは工夫や見直しをすることである程度支出を抑えられますが、家賃は固定の金額なので節約の使用がなく、長期に及ぶと大きな支出となります。
一人暮らしでも生活費の負担を軽減させる方法の一つに、社員寮の利用が挙げられます。社員寮を保有しているかどうかは企業によって異なりますが、有料の場合でも周辺の家賃相場の2~5割程度で住むことができ、中には無料になっているところもあります。自分で賃貸物件の契約をして家賃補助を受けるよりも負担が少なくなりますので、条件が合えば申し込んでみるのも良いでしょう。
寮のメリットとデメリット
費用面の負担が軽減されるという意味ではメリットの大きい社員寮ですが、デメリットもあります。まずは詳しい条件を確認してみると良いでしょう。
一般的には、家賃が無料の社員寮でも水道光熱費の支払いが不要なところが多くあります。特に風呂場や洗面所など共有スペースが多い寮の場合は水光熱費を個人ごとに管理することが困難なため、利用できれば生活費を大幅に安く抑えることが可能です。
また、家具が設置された状態になっている寮であれば初期費用がほとんどかかりません。食事に関しては、社員割引で利用できる食堂がついているところもありますし、共有のキッチンで自炊をするところもあります。
さらに、社員寮のほとんどが職場のすぐ近くに建てられているため、交通費の節約になり得ます。多少の不便さに目をつむることができれば、様々な面で金銭的なメリットを得られるでしょう。
一方で、共有スペースが多いため、プライベートな時間がなかなか取れない可能性も考えておかなければなりません。ほとんどの場合、部屋は個室が用意されていますが、風呂やキッチンなどはある程度使う時間が限られていたり、深夜や早朝に掃除や洗濯ができなかったりして規則正しい生活を強いられるでしょう。また、職場でも寮でも同じ人と顔を合わせることが多いため、仕事仲間との相性によっては精神的に負担になる可能性もあります。
寮の利用は情報収集が大切
社員寮の利用を検討している時は、就職活動中にある程度情報収集をしておくことをおすすめします。面接の時に受かった時を想定して寮の条件について相談をするのは困難ですし、好条件の寮は競争率も高くなるからです。会社のホームページや求人情報、寮で暮らしている社員の体験談などで条件について調べておいて、面接で最低限の質問に留めておけば、寮に入るかどうか決めやすくなります。
抵抗が無ければ寮の利用がおすすめ
このように、社員寮はメリットばかりではありませんが、寮のルールに納得できるのならば生活費軽減のために利用しない手はありません。複数の寮を建てているところや一括借り上げの賃貸住宅を寮にしているところもありますので、条件に合う寮を探してみるのも良いでしょう。給与の面で条件が希望に合っていなくても、収支で見るとメリットが大きい職場を見つけられます。